SaaS + BPO

「あの金型、どこにある?」金型管理の悩みを
スマホでサクッと解決!

金型の「いまどこ?」がひと目でわかる金型管理クラウドサービスSACT

あの金型、どこにある?

「ずっと困ってるけど、どうにもならなかった」

Smart Assets Confirming & Tracking platform

SACTはそんな課題を解決するために開発された金型管理クラウドサービスです

SACTの魅力を1分の動画でご紹介

グローバルで約35万件の金型を
正しく・効率的に管理へ

パナソニックグループが
「SACT(商標出願中)」で実現した
データドリブンな
金型マネジメント

Panasonic様インタビュー

SACTによって正しく金型管理ができるようになっただけでなく、業務量も3割削減することができました

複雑化する金型管理をどう可視化するか

国内外で幅広い家電製品や電子部品、住宅設備などを展開する総合エレクトロニクスメーカー、パナソニック。同社の金型管理は、事業部ごとに異なるシステムやExcel台帳で行われており、一元管理が難しい状況にありました

特に、国内外合わせて300拠点・約35万件規模の資産確認(有高確認)を毎年実施する必要があり、その作業は膨大な手間とコストを伴っていました。
この課題を解決するため、パナソニックは株式会社HIPUSが提供する金型管理システム「SACT」を導入。その導入背景と成果について、グローバル調達本部マネージャーの川田様にお話を伺いました。

属人的で分散した金型管理の限界

長林:本日は、パナソニック様の金型管理について、SACT導入前と導入後のお話を詳しくお伺いしたいと思っております。まずシステム導入前は、金型管理をどのように行っておられたのでしょうか。

川田:当初、各拠点で様々な方法で管理を行っていました。具体的には、生産管理システムBOMと経理の金型固定資産台帳での管理に加え、事業会社の担当者が手元でもリスト管理をしていました。
また、パナソニックでは、貸与している資産に対して毎年一度、有高確認(ありだかかくにん)を実施しています。これは、資産を預かっている取引先に預かり確認書を提出してもらい、資産の存在を確認する仕組みです。このように様々な方法で管理を行っていました。

長林:それは各事業部でバラバラな方法で管理されていたということでしょうか。

川田:そうですね。管理対象はそれぞれの事業部門で把握しているものの、管理手法や管理レベルは整っていませんでした。もちろん一元管理ではなく、各事業部で各々に管理していました。

その際、どのような課題や不便さを感じて今回の取り組みを推進することになったのでしょうか。

川田:有高確認に関しては、国内外合わせて300以上の拠点、約30〜35万件規模で実施されており、対象が海外にも及ぶため、毎年全件を確認するのは非常に手間とコストがかかっているのが課題でした。また、有高確認に加え、固定資産として現地で現物を確認する作業も義務づけられており、1万社を超えるサプライヤーを訪問し、金型を全数確認する必要がありますが、実際にそこまで対応できている事業部は限られていました。
さらに、金型の管理データも統一されておらず、生産管理システムや固定資産台帳など、部門ごとに異なるシステムを使用しており、「どれが正式な管理リストなのか」が部門によって異なる状態になっていました。

また、2016年の振興基準改定の際には、「管理できているようで、実際にはできていない」リスクへの危機感が高まりました。これを受けて法改定を機に、本社の調達部門主導で、きちんとした仕組みを構築し、グローバルでも利用できる形にしようという取り組みが始まりました。

現場で使えるシステムとBPOの力

長林:SACTをご導入されて、実際にどの点がよかったでしょうか。

川田:まず1つ目は、台帳データと位置情報・写真が紐づく点です。例えば廃棄証明書を作成する際、従来はExcelのリストと写真を照合する手間がありましたが、SACTでは自動的に金型リストと写真データが連携しており、非常に効率的です。一見地味には見えますが、現場には大きなインパクトがあります。
2つ目は、オーナー側の機能とサプライヤー側の機能が明確に整理できている点です。SACTを自社と貸与先でも同じ金型台帳を使えるため、両者の情報連携がスムーズです。

長林:SACTの機能面以外で業務面でもメリットになるでしょうか。

川田:はい、非常に便利なサービスだと思います。1つの事業部が新しい仕組みを導入するまでには、半年ほど期間を要します。まずは実務として「現在管理されておられる台帳(リスト)の整理・統合の作業」が必要で、弊社では各事業部の管理方法やシステム、その中の項目も異なるため、まずは管理項目を整理しますが、これが全社一元につながります。

このしくみを有効活用するには、最終的にQRコードを金型に貼り付け、情報を登録していきますが、非常に時間を要し、特に初年度は膨大な作業量がかかります。しかしHIPUS様のBPOによる導入支援により、効率よく短期間で導入・運用開始ができるようになっています。金型管理はシステムがあっても、データの作成や継続的な運用には非常に労力がかかりますので、SACTのSaaS+BPOは非常によいサービスだと思います。

正確な管理と効率化を両立、
年10億円のコスト削減へ

長林:ちなみに、現在SACTをどのように活用されておられますか。

川田:現在、5つのプロセスで活用しています。具体的には、台帳管理、有高確認、金型引揚・保管・再貸与、廃棄オペレーション、サプライヤーからの各種申請です。
台帳の管理から始まり、QRラベルの発行・貼付、スマートフォンでの撮影による位置情報の登録などを通じて、現物とシステムを一体化した運用が実現しています。また、非稼働の金型(錆びた金型など)を写真で共有し、オーナーへ廃棄を促す仕組みも機能しています。

長林:導入して、どのような効果を感じられましたか。

川田:導入して2年目から明確な効果を実感しています。当初はコスト削減よりも「正しく管理すること」を重視していましたが、結果として業務量を3割以上削減できました。

システム導入によって、実作業の効率化だけでなく、グループ全体で見ても年間で約10億円規模のコスト削減効果が見込まれています。特にSACT導入で社内ルールを見直し「実査免除(現地確認を省略できる仕組み)」に発展させましたから、現場訪問や重複作業が大幅に削減されました。また金型台帳の管理制度があがってきたので、不要な金型の廃棄を進めることで固定資産税や保管コストの削減にもつながっています。

長林:コスト面でも大きな効果が創出できたということですね。廃棄の際に関しても効果は感じられましたか。

川田:はい。システム導入により、現物の写真と位置情報を確認できるようになり、どこにあるか曖昧な状態が明確に可視化されました。写真を確認すれば、錆びて使えない金型が一目で分かり、オーナーへの報告を通じて廃棄が迅速に進むようになりました。実際、導入した事業場では、2年目から廃棄件数が大幅に増加しました。

また、この管理データは、当社の自社開発のハザードマップシステムとも連携していて、線状降水帯や台風などの災害リスクが発生すると、被災予測地域にある資産やサプライヤーの情報を自動的に抽出し、各事業所へ即時に警告を発信することができます。
これにより、「どの部品が被災リスクにあるのか」「その部品を使った製品は何か」「その製品を納めている顧客はどこか」までを迅速に特定でき、取引先からのBCP対応要請にもスピーディーに応えられるようになりました。

金型管理の進化と拡張を期待

長林:有難う御座いました、最後に今後の金型管理システムに期待するところを教えてください。

川田:まず、今回HIPUS様には、サプライヤー担当者への通知機能を新たに追加いただきました。この機能は非常に有用であり、さまざまな場面での活用を期待しています。

その上で、私が考えている拡張点は次の2点です。1つ目は、ショット数管理やライフ管理ができるようになることです。
2つ目は、共同引揚倉庫・金型集約廃棄サービスの提供です。技術的には難しくないとは思うので、今後の拡張によって複数拠点・取引先間での資産管理がより効率的に進めればと思います。

長林:同じような課題を抱える企業に向けて、導入を検討する際のメッセージをお願いします

川田:SACTは驚くほど効率的な金型管理運用を実現でき、リスク回避と不要金型の廃棄も進む素晴らしいシステムであると確信しております。『金型』という当社向け専用部品を作る大事な資産を、正確な情報で管理することの効果は大きく、少しでも迷っておられるなら、一度検討されてみてはいかがでしょうか。

長林:本日はSACTに対するお話をお聞かせいただき有難う御座いました。

SACTなら現場オペレーションで
楽らく金型管理

POINT 01金型の正確な把握と鮮度維持管理

金型の保管場所をGPSとシステムで正確に把握することができます。
金型の情報を付加することで金型貸与先へ適切に保管料を支払うことができ、システムが常に最新のデータを保有しているので監査の負担も軽減することができます。

POINT 02部品番号と金型の連携管理

図面番号と金型の紐づけで金型のライフサイクル管理が可能となり、廃棄を促します。

POINT 03金型管理工数の削減

金型管理情報の一元化、およびサプライヤへの自動通知などのコミュニケーションを効率化できます。

POINT 04実査業務を代替

金型を実査で確認する業務をシステムを通しての確認に置き換えることができるので、人件費、出張費を削減することができます。

SaaS+BPOで金型管理の
フローをカバー!
~BPOが強いHIPUSだから実現~

よくある質問

導入期間

標準的な導入期間はどのくらいですか

金型数や事業所数に応じて変動します(~3カ月)

導入時のQRラベル貼り付けは誰が対応しますか

取引先様にてご対応いただきます。QRラベルの発行および発送は弊社が対応いたします。

運用・サポート体制

導入後のサポート体制について教えてください。

日常の金型の新規登録・修正など金型管理全般及び棚卸など実務に沿ったサポートを提供します。

セキュリティ・バックアップ

どのようなセキュリティ対策を行っていますか。

クラウドサービスに準じたセキュリティ対策とソフトウェアでのセキュリティ対策を実施しています。

BPO

BPOはどこまで対応してもらえますか

導入企業様の初期負担が高い運用作業を中心に対応いたします。具体的には、金型ラベルの発行、貸与先マスタの登録などの初期登録、追加メンテナンスなどに対応いたします。

海外対応

海外にある金型も管理できますか

はい、全世界の金型を管理できます。

日本語以外は、どの言語に対応していますか

英語と中国語に対応しています。

QRラベル

QRラベルの素材は何でできていますか

特殊なシール素材を使用しています。耐熱性は250℃で、一度貼りつけると剝がれない仕様です。また、フォークリフトが当たっても剝がれないほどの耐久性があります。

少額固定資産

少額固定資産の金型管理はできますか?

はい、管理できます。金型以外の固定資産管理も可能です。

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